映画大好き・シネマっぷ!
大作からB級映画まで、バイオリズムで映画を選ぶ管理人の映画レビュー。
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【私たちの幸せな時間】★★☆53点
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(2007/12/21)

【製作】 2006年、韓国
【監督】 ソン・ヘソン
【出演】 カン・ドンウォン、イ・ナヨン
(ドラマ・恋愛)
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(あらすじ)
裕福な家庭に生まれながら、愛情に飢えて育ったユジュン。
一度は歌手として成功したが、今は引退し大学で美術を教えながら、投げやりに生きていた。
ある日、シスターである叔母に連れられて向かった刑務所で死刑囚のユンスと会った。
叔母に代わり、翌週もユンスに会いに来たユジュン。
そんな中、子供の頃から孤独に生きてきたユンスに、やがて愛情を感じるようになっていくが……。


未来に絶望し、全てを諦めたように生きるユジュンとユンス。
過去の傷と向き合い、赦すことによって、生きることに前向きになってゆく二人。
しかし時の流れは、死刑囚であるユンスを、確実に刻々と追い詰めてゆきます。

孤独な二人が、週一回の面会を通じて、しだいに歩み寄る様はほんわかします。
彼らの周りの心温かい人々もいい味出してます。

ラブストーリーとしてみれば、それなりの出来だと思うんですが、
この映画における司法機関がデタラメな気がしてならない。
ユンスの犯した事件の事実確認がデタラメ。
なので、死刑という判決はかなり重すぎる。
人生への絶望から、ユンスが自ら他者の罪まで被ったとも見えますが、
結果、瀕死状態の元カノを見放すって、ちょ、おまっ!!
・・・と後半突っ込みまくりでした。

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【あるいは裏切りという名の犬】★★★☆76点
あるいは裏切りという名の犬 DTSスペシャル・エディション [DVD]あるいは裏切りという名の犬 DTSスペシャル・エディション [DVD]
(2007/06/08)

【製作】 2004年、フランス
【監督】 オリヴィエ・マルシャル
【出演】 ダニエル・オートゥイユジェラール・ドパルデュー
(ドラマ)
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(あらすじ)
パリ警視庁のふたりの警視、正義感あふれるレオと野心家のドニ。
かつてひとりの女性を取り合い、彼女がレオ夫人となったことから、
友人だったふたりの間には深い溝ができた。
どうしても出世したいドニは、レオが指揮をとる現金強奪事件の捜査に無理やり入ってくる。
そんなとき情報屋に騙され、殺しのアリバイの片棒を担がされたレオ。
やがてその一件は、ドニに勘づかれ、彼の人生を左右する事態に発展していく。



骨太・フランス・ノワール!!
フランス映画は、ちょっと苦手な自分なのですが、久々にこれは!と思える作品がきました。

二人の渋みがかった中堅刑事の凌ぎあいが見所ですが、レオの部下達のキャラと熱さも良いです!
荒事もいとわない少々強引な捜査方で実績を上げていくレオ。
ロバート・デニーロっぽい渋オヤジで、常にハードボイルド・オーラとタバコ臭を漂わせてます。
いかにも「現場のたたき上げ」という貫禄のキャラクター。
なもんで、部下も血の気の多い、ファンキーな奴らばっか!(笑)
仲間の退職祝いに、警察署の看板を盗んでくるような、熱い奴らです!おいー!

一方、ドニは強かな野望を胸に秘め、着々とレオを追い詰めてゆきます。
かと思えば、仲間の危機を招く愚行をおかします。
計算してるようで、そうでもない・・・?
なんとも不思議なキャラでした。

しかし、確実に追い詰められてゆくレオ。
彼の負う悲劇の数々には、思わず目を伏せてしまいます。

ラストの意外な結末には、うあーっ!やられた、コンチクショー!
と泣かずにはいられなかったです。

早速、ハリウッドでリメイク決定らしんですが、レオ役にロバート・デ・ニーロって・・・
そのまんまのイメージやないかいっっ!
でも、きっと見ちゃうんだろうなあ・・・

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【毛皮のエロス】★★☆59点
毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~
(2007/08/03)
【製作】 2006年、アメリカ
【監督】 スティーヴン・シャインバーグ
【出演】 ニコール・キッドマン、ロバート・ダウニーJr
(ドラマ)
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(あらすじ)
1958年ニューヨーク。ファッション写真家の夫アランのアシスタントをしていたダイアンは、
スタジオのあるアパートで開催されるショーの日、同アパートに引っ越してくる人物を見かけた。
体はマントで、顔は帽子と布で覆い隠している男に目を奪われる。彼の名はライオネル。
彼のことが気になって仕方がない彼女は、カメラを持って何度もライオネルの部屋の前までいき、
ついに彼に招き入れられる。
帽子も布もないライオネルの素顔は、全身、毛に被われた多毛症の男だった・・・



ひさびさのTHE・変態映画
もう出だしから、アゴがはずれそうになりました。
なんてったって、まっぱの中年男女がどどん!ででん!
とんだ変態映画を引き当ててもーたと内心あせりましたが、
さすがシャインバーグ監督、10分も経てば馴染む、馴染む。(笑)

ダイアン・アンバーという実在の写真家がモデルになっていますが、本作はまったくのフィクションです。
かつてフリークスと呼ばれていた人々を、特に被写体にしていたそうなんですが、
彼女がそこに至るまでの道程を、シャインバーグの妄想で描いています。

貞淑で控えめな妻という印象のダイアンですが、ライオネルに出逢ったことで、
日常から非日常へ、朝から夜へと生活が変化してゆきます。
だんだんと大胆になってゆくダイアンが見物。
ここぞと覚悟した時に着る青のドレスが印象的でした。
童話を彷彿とさせるような演出も、パラレルワールドっぽくて良かったです。

演出や画面の美しさは良かったですが、ストーリーはちょっと置いてけぼりくらいそう。
最初と最後に登場する、裸族がインパクトありすぎて浮いている・・・
見んなって言われても、見つめちまうよー!

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【ブロークバック・マウンテン】★★★★84点
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディションブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション
(2006/09/22)

【製作】 2005年、アメリカ
【監督】 アン・リー
【出演】 ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール
(ドラマ)
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(あらすじ)
1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。
農場に季節労働者として雇われたイニスとジャックはともに20歳の青年。
対照的な性格だったが、キャンプをしながらの羊の放牧管理という過酷な労働の中、
いつしか精神的にも肉体的にも強い絆で結ばれていく。
やがて山を下りたふたりは、何の約束もないまま別れを迎える。
イニスは婚約者のアルマと結婚、一方のジャックは定職に就かずロデオ生活を送っていた……。


男泣きに、貰い泣き
只ならぬ噂は聞いていたのですが、ようやく視聴しました。

前半、遠くから眺める感じで視聴していたのですが、
真綿で首を絞めるような状況の変化に、ぐいぐい引き込まれちゃいました。

寡黙なイニスと、陽気なジャック。
過酷な労働を淡々とこなし、それとなく会話する二人でしたが、
一線を越えた後は、青年らしいすがすがしさで、戯れるように恋に没頭しているようでした。

ただし世間は同性愛なんてもってのか、知れ渡ればリンチに合うことも免れない状況。
その場限りの出来事だったのだと、お互いに想いを含みつつも別れます。
そして、互いに家庭を持ちますが、想いは募るばかり。

しかし、一度会ってしまえば想いは止められず、ブロークバック・マウンテンで密かに逢瀬を重ねます。
年にわずかな回数しか合えない状況、そして希望の見えない将来に
二人の関係はしだいにギクシャクし始めます・・・

普段は陽気なジャックの、捨てられた子犬のような眼差しも胸に痛いですが、
イニスの男泣きは、たまらんかったです。
びっくりしたというのが正しいのかもしれません。
とても痛々しくて、悲しみがいっそう胸に迫ってくるようでした。

鑑賞後は心がふさいでしまう感じですが、見てよかったです。
異色な恋愛ではありますが、とても真摯で心に染み入る作品でした。
うわああぁぁーん

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【ゴッド・イン・ニューヨーク】★★★★87点
ゴッド・イン・ニューヨークゴッド・イン・ニューヨーク
(2008/03/28)
【製作】 2003年、アメリカ
【監督】 カメル・アメッド
【出演】 ジョン・フォード・ヌーナンボンズ・マローン
(ドラマ・コメディ)
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(あらすじ)
真夏の蒸し暑い夜、7人のニューヨーカーと1人のイギリス人が軽犯罪で御用となる。
厚いレンズのメガネをかけたジュイッシュ、怒りっぽいブラックとラティーノの青年二人組、
アラブ人のタクシードライバー、入れ墨師のアイリッシュ・アメリカン、
ブロンクス育ちのイタリアン、性的秘密を持つアジアン、ロンドンから来ていたホワイト、
合わせて8人の男が一つの留置場へ。
そこには神と名乗るホームレスがいた。
時間の流れと共に加速する偏見と批判の嵐。
世界の縮図と化したこの房で、神は調停役となれるのか。
そして、神の正体とは??


素晴らしきかな、密室劇!
コメディに分類されていたんですが、ブラックユーモアと言い切るには、とても真面目なお話ですし、
哲学的な部分も多々あります。
久々に良い映画をみたなあと思える作品でした。

さて、拘置所に集まった多種多様の人々。
人種が違えば、生まれた国も違っていたりする。
気性の荒い人間もちらほら・・・
ちょっとした軽口が、丁々発止のケンカに発展するから、拘置所内は常に不穏な空気が漂っています。
そして、偏見むき出しの、凶器のような言葉が飛び交います。

一番、吹いてしまったのは、どちらの祖先がピラミッドを作ったかで、黒人とユダヤ人が対抗するシーン。
口げんかの内容が祖先の話まで下っていく様は、呆れるのを通り越して笑ってしまいました。
しかし、拘置所では口げんかで留まっていますが、外の世界では命のやり取りになっているのだから、
シャレにならない。ただ、無常感と絶望感が沸き起こります。

神と名乗るホームレスの言葉は、そんな彼らにふんわりと疑問を投げかけ、自問させます。
神さまの言葉は、ぼんやりとした抽象的な言い方ではありますが、どこか無視のできない言葉でもあります。この辺りは、二回、三回と視聴を重ねていくごとに、理解が深くなってゆくのではと思います。
少々、この神さまの言い分が、一神教の解釈にも聞こえなくはなかったのですが、
アメリカ製だから仕方ないかーとか、さらにうがった見方をしておりました。(苦笑)

歴史への造詣が深い方なら、彼らの言い分の内訳がよりわかって楽しいのではと思います。
あと、神学や哲学も知ってるといいかもなーとか。
今から勉強とか、ちょっと私には無理だな・・・!

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