映画大好き・シネマっぷ!
大作からB級映画まで、バイオリズムで映画を選ぶ管理人の映画レビュー。
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【モーターサイクル・ダイアリーズ】★★★65点
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版
(2005/05/27)
【製作】 2003年、アメリカ、イギリス
【監督】 ウォルター・サレス
【出演】 ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
1952年、喘息持ちだが“フーセル(激しい心)”の異名を取る23歳の医学生エルネストは、
7歳年上の陽気な友人アルベルトとバイク旅行に出発する。
本でしか知らない南米大陸を、自分の目で見たいという好奇心からの冒険旅行だった。
故郷のブエノスアイレスを出発しパタゴニアへ。さらに6千メートルのアンデス山脈を超え、
チリの海岸線沿いに南米大陸の北端を目指す1万キロ超の旅路だ。
だが所持金は乏しい上、バイクは故障ばかり。
2人の旅は困難を極めていく…。


少年の心を忘れない青年達のロードムービー。


妖しさ抜群のガルシアは、本作では少年のような瞳を持った青年エルネストを演じています。
このエルネストは、後のキューバ革命で有名なチェ・ゲバラなのですが、
本作では政治色は控えめに、青年達の旅行記がすがすがしく描かれています。

貧乏学生の旅行だけに、野宿もしばしばだし、トラブルも多いけれど、
それ以上に目覚しい体験と刺激を二人に与えます。
旅先で出逢った民族、労働者、医者、患者・・・
特にハンセン病患者との出会いは、医学生であるエルネストに、とても大きな体験を残します。
周囲の偏見にさらされる患者達の心に触れたとき、彼の中で確信が生まれたような気がします。
旅を始まる前とその後では、彼らの様子が変わっているのが見て取れます。

本当にガルシアが生き生きとしていて、少年のようで可愛いです。
ここらへんが母性本能をくすぐるのか!?

近年、チェ・ゲバラにますます注目が集まっているような気がします。
彼の写真がTシャツやシールになって売られているのには、ちょっと苦笑しちゃいますが、
革命家のシンボルとして若者の間では人気みたいですね。

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モーターサイクル・ダイアリーズ コレクターズ・エディションモーターサイクル・ダイアリーズ コレクターズ・エディション
(2005/05/27)
ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ 他
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【ブエノスアイレスの夜】★★☆57点
ブエノスアイレスの夜ブエノスアイレスの夜
(2005/06/24)
【製作】 2001年、アルゼンチン/スペイン
【監督】 フィト・パエス
【出演】 セシリア・ロス、ガエル・ガルシア・ベルナル 他

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(あらすじ)
父の危篤の知らせを受けて、20年ぶりに故郷ブエノスアイレスの土を踏んだカルメン。
かつての軍事クーデターで、非情な体験をして以来、彼女はアルゼンチンを離れ、
過去に決別するように生きてきたのだ。
久しぶりに再会した家族にも背を向け、こっそりと借りたアパートで、カルメンが壁越しに耳を傾けるのは、
若い男が朗読するエロティックな言葉の数々。
声の主は、顔を見せない条件で雇った男娼・グスタボだった。


一見、倒錯的なラブストーリーかなと見せて、その奥は意外と深かったです。
過去に起こったクーデターによる惨劇が、20年経った後も、登場人物達に影を落とします。

カルメンは、移住した先マドリードで成功し、一人悠々自適に暮らしています。
クールに見える彼女ですが、20年前のクーデターの際、監禁され、また夫と幼い子どを失い、
深い傷と恐怖を心に抱えています。
そのため、性格は堅固になり、聴力は敏感になり、人と触れ合うこともできなくなってしまいます。

そんな彼女の性欲を満たすのは盗聴。
最初は、男女の情事を聴いていたカルメン。
そして次は、男のほうに官能小説を読ませ、その声にうっとり。
壁一枚を挟んだ歪な関係。
ですが、その関係は、さらなる刺激と喜びもって破られます。

いつしか互いに惹かれ、触れ合うことを拒み続けていたカルメンも
しだいに変わってゆき、拒み続けていた人の温もりに、
かつて失ったものを取り戻していきます。
そして過去の影とも向き合うことになります。

本作でも、ガルシアの色っぽさ(妖気?)が放出されています。
年上の女性や男性にモテモテですねー。(笑)
母性本能とか、庇護欲を刺激するんでしょうか。
ただ関わったら、火傷では済みそうにないので、怖い気もしますが。

ストーリーは、ドロドロになるかと思ったら、ラストは新しい希望のようなものが見て取れて、
少し救われたかな?と思えました。

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【バッド・エデュケーション】★★★69点
バッド・エデュケーションバッド・エデュケーション
(2005/11/25)
【製作】 2004年、スペイン
【監督】 ペドロ・アルモドバル
【出演】 ガエル・ガルシア・ベルナル、ハビエル・カマラ 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
1980年、マドリード。新進気鋭の映画監督エンリケのもとに、イグナシオと名乗る
美貌の青年が映画の脚本を手に突然あらわれた。
彼はエンリケの少年時代の神学校寄宿舎での親友。
あまりに変わった友に疑いを感じながらも、脚本の内容にひきつけられていくエンリケ。
なぜならそこに描かれていたのは二人の人生を変えた、彼らの少年時代の引き裂かれた悲劇。
エンリケを守りたいがゆえに自らを犠牲にし、砕けてしまったイグナシオの心、今もなお変わらぬ愛。
でも何か違う。本当にイグナシオなのか?
真実を求めエンリケはイグナシオの大いなる秘密を知ることになるのだった・・・。


メインの男2人男を見ているだけで、妊娠しそうになる・・・!
いや、ほんと、なんなんですかね、この男たちの異常なフェロモン放出っぷりは。
惜しむらくは、二人の趣味が、普通よりナナメ上をいってるところでしょうか。
でも、いいんです。見てるだけで。(笑)

イグナシオとエンリケは、幼馴染であり、恋心を抱いた仲。
少年時代に引き離された二人は、数年後、再会します。
今では立派な青年に成長した二人。
エンリケは懐かしさと、かつて抱いた恋心を思い出し、イグナシオに近づいてゆきますが・・・
何かが違う・・・?。

そして、イグナシオが持ち込んだ脚本によって、引き裂かれたその後が明らかになります。
イグナシオの自己犠牲と、踏みにじられ続けた心に、同情を禁じえません。
そして成人になった後も、彼には茨の道が続きます。
彼にどんな秘密があったのかは、ぜひ視聴の方向で。

さて、イグナシオ役のガエル・ガルシアと、エンリケ役のフェレ・マルチネスの男っぷりには、
圧倒されちゃうこと必至!
男性側から見ても、こやつらの艶っぽさはすごいのではないでしょうか。
とにもかくにも、目がヤバイ!
ひと睨みされたら、殺されるか下半身狙われてると思って間違いないかと。(笑)
ラテン男恐るべし、です。

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【ピアニスト】★★★62点
ピアニストピアニスト
(2003/12/05)
【製作】 2001年、フランス=オーストリア
【監督】 ミヒャエル・ハネケ
【出演】 イザベル・ユペール、ブノワ・マジメル 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
子供の頃からピアニストになるため、母親に厳しくしつけられていた。
常に他人との距離を遠く保つようにさせられる。そんな日々を送っていた。
しかし、エリカは母の夢でもあったピアニストにはなれず、名門国立音楽院でピアノ教授となっている。
異性に触れることもなかったエリカだったが、ある日小さなコンサートでピアノを弾いていた
青年・ワルターがエリカに思いを寄せる。
彼の一途な恋心を感じたエリカもいつしか彼にひかれていく……。
しかし、エリカは秘密を持っていた。それは著しく歪んだ性のあり方であった。



映画を見出すと、どんな作品であれ全編見るのですが、この作品を見ていた時は、
何回か一時停止をしてしまいました。
あまりにナイーブな人間とその関係。
痛々しくて、沸き起こってくる感情で脳みそがいっぱいいっぱい。
いやー、ほんと濃ゆい映画でした。

さて、エリカ先生は、真性のドMです。
それも40年かけて形成されただけに、歪み方は相当なもので強固。
厳格すぎる母から離れることもできず、自己抑制に努める日々。
普段の彼女は、神経質さと厳格さがにじみ出ていて、近寄りがたい印象です。
そんな彼女の気晴らしは、倒錯した趣味。
個室部屋でビデオを見たり、○○したり、自傷したり・・・

そんなエリカ先生に一目惚れし、ストレートにアタックしてくるワルター君。
若いし、ハンサムだし、才能豊かだしで、少女漫画の王子様そのまんま。
エリカ先生も、ワルター君のあまりにまっすぐなアプローチに、戸惑い反発しながらも、
惹かれて行き、受け入れます。

しかし、エリカ先生の本気度は違った!
ワルター君に渡された一つの手紙。
そこに記されていたのは、エリカ先生のエゴイスティックな要求の数々。
エリカ先生の核心に触れたワルター君はいったい!?果たして!?

放映当時のキャッチコピーは、
「ぼくは、あなたがどんな哀しい秘密を持っていても、愛しています。」

みたいなノリだったんですが、全く内容に沿っておりません。
そんなラブストーリーを期待して見てしまった私には、きつすぎました。
なので、視聴の際には、それなりの覚悟をして見てください。
痛すぎる愛の行方に、何を得るか・・・むしろ失いかねないですが、衝撃的な作品です。

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【ピアノ・レッスン】★★★★84点
ピアノ・レッスンピアノ・レッスン
(2005/07/23)
【製作】 1993年、オーストラリア
【監督】 ジェーン・カンピオン
【出演】 ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
スコットランドからニュージーランドへ、エイダは入植者のスチュワートに嫁ぐために、
娘フローラと一台のピアノとともに旅立った。
口がきけない彼女にとって、ピアノはいわば分身だった。
だが、迎えにきたスチュアートはピアノは重すぎると浜辺に置き去りにする。
スチュワートの友人で原住民のマオリ族に同化しているベインズは、
彼に提案して自分の土地とピアノを交換してしまう。
ベインズはエイダに、ピアノをレッスンしてくれれば返すと言う…。


ふと見たくなる映画の一本。
美しいシーンと、流れる音楽が官能的な世界に誘います。

幼き日に話すことを止めてしまったエイダは、小柄で頑な女性。
ピアノを通して自分の心を遊ばせています。
しかし彼女は、娘ともども見知らぬ土地に嫁ぐことに。
明らかに強引に結ばれた婚姻。
エイダはただそれに従うしかない、か弱い女性のように見えましたが、、、
粗野で野蛮な男・ベインズとのピアノを巡る交渉の中で、彼女の心に自我と情熱が芽生えてゆきます。

夫のスチュアートは、慣れない環境にやってきた妻と娘を案じる紳士ですが、
頑なすぎるエイダに気おくれし、遠慮がちな感じです。
かたや、ベインズは野生にもどったような自由奔放な男。
エイダに欲望を感じ、強引にエイダを求めます。
対照的な男性の間に挟まれ、エイダは翻弄されているかのようですが、彼女が覚醒したとき、
物語は急展開してゆきます。

官能的な雰囲気も好きなんですが、作中に度々流れるピアノ曲が素晴らしいです!
特に「楽しみを希う心」という曲は、印象的なシーンに流れてきて、心がざわめきます。
静かに、そして情熱的に、映画のテーマを体現するかのような音楽です。
プロモーション映像と共に、ぜひ視聴してみてください。楽しみを希う心
ラスト付近の、窓辺を歩くエイダの姿はとても美しく、何度見ても好きなシーンです。

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ピアノ・レッスンピアノ・レッスン
(1993/12/08)
マイケル・ナイマン
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【サンゲリア2】★22点
サンゲリア2サンゲリア2
(2001/01/25)
【製作】 1988年、イタリア
【監督】 ルチオ・フルチ
【出演】 ディラン・セラフィアン、ベアトリス・リング 他
(ホラー)
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(あらすじ)
テロリスト集団が東南アジアの研究所を襲い細菌兵器デス・ワンを奪うが、
ひとりの男が誤って感染し死亡する。
その死体を回収した軍隊は焼却処分にするが、デス・ワンは煙と共に散乱、
鳥を媒介として人間に感染していく。
感染した人間はゾンビと化し、生者を次々に襲っていく。
休暇中の兵士たちはゾンビと戦うが、事態の収拾を図る軍が特別部隊を投入して来たことから
三つ巴の死闘が始まるのだった……。


しばらくゲテモノ作品から離れていましたが、久々のゲテモノがこの作品かよ!?と
己に突っ込まずにいられないほど、フォローのしようもないグダグダ作品です。

1作目はそれなりに評価が高いようですが、1作目は見ておりません。
本作のストーリーは、全くあらすじ通りです。

まず、超機密事項であるはずの細菌兵器デス・ワンの扱いが粗雑すぎます。
めっさ危ないですよ!と研究員が言ってんのに、勝手に軍のお偉いさんが
感染者の遺体を焼却処分しちゃって、その煙がさらなる二次被害を招いて、
ちょっとやばいよ、君。ってなってから、ワクチンつくりましょって・・・
あっーーもーーーっっ!! イライライライラ・・・

久々にイライラしながら、映画を見ました。
なんで、こんな苦行みたいなことをしながら見ているのだろうか、自分・・・

そんな始終グダグダっぷり炸裂な本作でしたが、秀逸だったのは・・・
・ゾンビが獲物(ナタ)を使って攻撃してくるのが、意外だった。
・ゾンビの演技の仕方がよくわかってないエキストラがいて、逆に新鮮だった。
・池(?)に落ちた女性が次の瞬間、下半身がすっぽりなくなってたのは、意外だった。
・手で顔を掴まれただけで、豆腐のように顔が潰れる人間がありえなくて、意外だった。

ここまでフォローすればよいでしょうか。(汗)
B級好きの人以外は、あえて見る必要はないと思います。
いや、見なくていいです。ほんと。

本作も従兄弟のライボラリーからの一品です。
今更ながら、従兄弟はフルチ監督の作品が好きなんだと判明。
フルチには気をつけよう・・・

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【ラストキング・オブ・スコットランド】★★★64点
ラストキング・オブ・スコットランドラストキング・オブ・スコットランド
(2007/10/05)
【製作】 2006年、イギリス
【監督】 ケヴィン・マクドナルド
【出演】 フォレスト・ウィテカー
(ドラマ・サスペンス)
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(あらすじ)
スコットランドの医学校を卒業したニコラス・ギャリガンは、
高い志を胸にウガンダのムガンボ村にある診療所へとやって来た。
それはちょうど、軍事クーデターによってイディ・アミンが新大統領となった直後のことだった。
ニコラスはアミンの演説を聞いて、そのカリスマ性に強く惹きつけられる。
そして偶然にも、ケガをしたアミンを救ったことからアミンに気に入られ、彼の主治医に抜擢される。
やがてアミンは主治医という以上の信頼をニコラスに寄せ、
ニコラスもまたその期待に応えようとするのだが……。



好奇心だけで踏み込んではいけない領域がある。
そして、青年が踏み込んでしまったのは、地獄の一丁目。
もう、後戻りも叶わない。

1970年代、ウガンダで独裁政治を行っていたアミン大統領の話を元に創作された作品です。
アミン大統領の政治下では、国民30万人が虐殺されたとも伝えられているそうです。
当時の政治状況などに疎い私は、もっぱらニコラスの視点から作品を見ていました。

若き医師の卵にして、青年海外協力隊の一員として、ウガンダにやってきたニコラスですが、
高い志をもっているとは少々言いがたい青年。
不自由なく生活し、両親が望む医者の道を進んできたけれど、このまま今の生活を続けるのは
ちょっとうんざりだなーという、だるい雰囲気が感じられる。
行きずりの、バスの中で知り合った女性とも、なんとなくセックスしちゃうあたり、軽い兄ちゃんです。

そんなニコラスが目にしたアミンは、豪快で大胆。英雄の気質を持ち合わせており、
日常に退屈していたニコラスが、アミンに惹かれないわけがない。
偶然アミンを治療したことから、彼の主治医となり、重用されるようになります。

しかし懐に入って、だんだんとわかりだしたアミンの狂気。
かつて感じた英雄の片鱗は、狂気のそれだと気付くニコラス。
けれど事は既に遅い。泥沼にはまったように、真綿で首を絞められるように、
状況は緩やかに確実に悪くなってゆきます。

彼の無知や軽薄さが周囲の人間を苦しめ、死に至らせてしまう様はなんとも痛々しい。
白人と黒人、後進国と先進国、そういった差別問題も絡ませながら、
物語はだんだんと深刻になってゆきます。

さて、青年ニコラスを演じるのは、「ペネロピ」にも出演していたジェームズ・マカヴォイ。
ほんと、作品によってここまで雰囲気が変わるか!?と思うほどに、別人です。
ジェームズが演じるチャライ兄ちゃんも、色っぽくて好きですよー

そして、アミン大統領を演じているフォレスト・ウィテカー。
他作品では、温和で優しい、ちょっと弱気な役をよく目にしていたので、
アミンの狂気の沙汰っぷりは正直怖かった!
普段温和な人がキレると怖いというやつでしょうか。ガクガクガク・・・・

あと、「Xファイル」シリーズのスカリー捜査官で有名な、ジリアン・アンダーソンが出演していてびっくり!
久々に彼女の姿を見たので、びっくりしすぎて、鼻水でましたがな!おい!

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【バイオハザードⅢ】★★45点
バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)
(2008/03/19)
【製作】 アメリカ
【監督】 ラッセル・マルケイ
【出演】 ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター 他
(ホラー・アクション)
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(あらすじ)
ラクーンシティでの惨劇から数年後、T-ウィルスの感染は世界中へ広がり、
人類はアンデッドへ、地上世界は砂漠へと化していた。
さらに、アンブレラ社では“アリス計画”が始動し、アリスのクローン実験が繰り返されていく。
そんな中、独り世界を彷徨うアリスは、アラスカが感染の及んでいない
安息の地だと記されたノートを手に入れる。
やがて、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、そしてクレアと彼女が率いる
武装集団も新たな仲間に加わり、一行はアラスカを目指すことに。
そこでアリスたちは、燃料や食料を確保するため荒涼のラスベガスへ向かうのだが…。


夜空雪風、品川、芝浦・・・!?
最後の最後に持ってかれました、バイオは一体どこへゆく・・・

バイオシリーズはゲームもやってきて、映画も一通り見てきたので、本作も
「まあここまで付き合ったんならしゃーないかー」と倦怠期に入ったカップルのような距離感で、
見たわけなんですが。見たわけなんですが。

これってホラーに分類していいのか、どうか。
だんだん、アクション度のほうが高くなってますね。
ホラーは全く駄目な友人が、バイオの映画なら大丈夫と言ってたのは、こういう事かと、いまさら納得。

アリスちんが、いつのまにか超能力を身につけて、マッチョに育っていてびっくり。
地球最強のクリーチャーは、アリスちんなんじゃないかと思えます。
アリスちんが敵側にまわったら、人類は確実に滅亡です。あ、そういう話も面白そうですね。(おい)

本作は、砂漠での戦いがメインになっています。
広大な砂漠のせいか、ゾンビがわらわらやってきても、
あまり緊迫感がこないというか、恐怖感が減っている気がしました。
カラス達の襲撃は、ヒッチコックの「鳥」っぽくて、怖かったです。
新たなクリーチャーも出てきましたが、アリスちんの敵ではなかった!
なんてったって今回は、超能力がアビリティ追加されてますもの。
ファイガとか唱えちゃいますよ!

また、今回もゲームの登場人物が出ていましたが、アンブレラの幹部連中に意外な人物がいてびっくり。
そして、まだまだ映画も続くようでびっくり。
次の舞台は日本か・・・?その前に看板の表記をなんとかしてもらわなきゃな。
東京メトロの駅名に「夜空雪風」って、一体・・・!?
妖しい日本イメージが最後に爆発していて、全てかっさらっていきました・・・

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バイオハザード トリロジーBOX(3枚組)バイオハザード トリロジーBOX(3枚組)
(2008/03/19)
ミラ・ジョヴォヴィッチ
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【処刑人】★★★☆76点
処刑人処刑人
(2001/06/08)
【製作】 1999年、アメリカ
【監督】 トロイ・ダフィー
【出演】 ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス 他
(アクション)
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(あらすじ)
サウスボストンに住むコナーとマーフィーのマクマナス兄弟。
二人は行きつけのバーでロシアン・マフィアとトラブルを起こし、自宅を襲撃され相手を殺してしてしまう。
事件は正当防衛が認められ無事釈放されるが、留置場の中で彼らは、
神から“悪人を処刑せよ”との啓示を受けていた。
出所した兄弟は早速大量の武器を調達し、ロシアン・マフィアのボスが集まるホテルへ向かう……。



マクナマス”美形”兄弟に、メロメロ~。
撃ち殺してくれ~とのたまわんばかりに惚れ惚れいたしました。

頭が切れて、ルックスも良く、語学堪能。
そして妖しいぐらいに、兄弟仲が良い。(笑)
兄ちゃんは熱血漢で正統派のハンサム、弟は憂いを秘めたヤンチャなハンサム、という感じでしょうか。
ロシアン・マフィアに殺されそうになる弟を救うべく、とったお兄ちゃんのアクションには腰ぬかします。
そして、拘置場の中で神の啓示を受けるシーンも、妖しさ爆発で腰抜かします。(笑)
女子は、この兄弟にキュン死させられますよ。
うあぁぁ~たまらんなあ~~。

そんな彼らの脇もすごいです。
マフィア達に制裁を加えていく兄弟たちの、跡を追いかけるFBI捜査官スメッカーを
ウィレム・デフォーが怪演!
捜査方法が独特で、他の捜査官も「おいおい、ちょっとちょっと・・・」と戸惑っています。
またスメッカー捜査官はゲイでして、仕草にそういう雰囲気が漂っていて、端々で面白いです。
ラスト付近でもえらい事やらかしてくれます。もう、楽しんでるとしか思えないデフォー。

あとは、兄弟のなじみの店の主である、おじーちゃん。
何かあるたび、「ファーーーック!!アーーーース!!」と叫んでます。
近くにいたシスター達はドン引きですよ。
このおじいちゃんはきっと死ぬまで、こんな感じなんだろうなあと心が温かくなります。(笑)

と、この他にも濃ゆい面々が出てきます。
内容に宗教を含んでいて、幾分過激な解釈がされているので、
放映当時、アメリカ本国では上映中止になった館が続発だったそうですが、
そういう思想的な事をのぞけば、普通に面白いアクション映画だと思います。

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【フル・モンティ】★★★☆79点
フル・モンティ (ベストヒット・セレクション)フル・モンティ (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/21)
【製作】 1997年、イギリス
【監督】 ピーター・カッタネオ
【出演】 ロバート・カーライル
(ドラマ・コメディ)
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(あらすじ)
バツイチで失業中のガズ。養育費が払えず、このままでは愛する息子の親権を失ってしまう。
その彼が思いついた一攫千金のアイデア……それは男性ストリップ。
だが寄せ集めたメンバーときたら、全員ワケありのオジサンばかり。
前途多難の中、涙ぐましい猛特訓を開始した彼らだが……。



オヤジパワーをあなどることなかれ!
鉄工所さまざまな理由で職を求め、集まってきた男たち。
おじーちゃんから若者まで、性格もそれぞれです、共通して言えるのは、皆どこか冴えない。
イギリスの職業事情や、社会情勢がちらちら垣間見れます。

そんな男たちがストリップショーをやろうっていうんだから、トラブルがないわけがない。
致命的なダンス、内輪もめ、世間のプレッシャー、家族との亀裂・・・
問題の数は多いけれども、少しずつ結束していくメンバー。
思わぬ結束をしているメンバーも見られますが、これも良し!

職安の受付で、流れてきた音楽に合わせて小刻みに踊る、彼らの姿は必見!
○○に目覚めた二人の瞬間も、妙に美しいシーンに仕上がっているので必見!
そして、彼らの周囲の、家族のさりげない優しさや気遣いにもホロリ!

だんだんと盛り上がっていくストリップ計画の、その集大成はいかに!?
見ているこっちも、テンション高くなってゆきますよー!

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【ザ・セル】★★★☆76点
ザ・セルザ・セル
(2007/07/06)
【製作】 2000年、アメリカ
【監督】 ターセム・シン
【出演】 ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン 他
(サスペンス)
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(あらすじ)
若き心理学者キャサリンは、最先端の技術を使って研究患者の精神世界に入り込む治療を行っていた。
ある時、逮捕された異常連続殺人犯の脳に入り、彼が拉致した女性の監禁場所を
探り出して欲しいとFBIからの依頼を受けることに…。


なんといっても、映像の鮮烈さが印象的な作品。
残酷で美しい悪夢たちを再現しています。

人間の精神世界に他の人間が入り込み、そこから真相意識や隠された情報を
引き出すというのが本作のユニークなところ。
事件解明のため、半死半生状態の犯人の精神に、キャサリンが潜り込みますが、
猟奇殺人を繰り返していた犯人の精神は、まさに悪夢の様相。
歪んだ心を具現化したようなクリチャー達が登場し、キャサリンを翻弄します。

悪夢の表現がすごい!
輪切りにされた馬、展示される壊れた少女達、拷問危惧、キングの登場などなど。
とにかく斬新で、インパクトが強かったです。
気持ち悪さよりも、痛々しいといったほうが良いでしょうか。
目を背けたいけれど、逸らせない。
そんな奇妙な魅力を持つ映像でした。

ストーリーはそこそこでしたが、映像美が突き抜けていて、その印象のほうが強かったです。

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ザ・セル デラックス版〈特別プレミアム版〉ザ・セル デラックス版〈特別プレミアム版〉
(2001/07/25)
ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン 他
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【スクリーム】★★★69点
SCREAMSCREAM
(2007/04/05)
【製作】 1996年、アメリカ
【監督】 ウェス・クレイヴン
【出演】 マルコ・ベルトラミ、ネーヴ・キャンベル 他
(サスペンス)
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(あらすじ)
カリフォルニアの田舎町、ウッズボローで殺人事件が起きた。
高校生ケイシーが不気味な電話を受け取った後、恋人と共に惨殺されたのである。
同じ高校の女生徒シドニーもまた、その電話を受け取っていた。
彼女はマスクを被った人物に襲われたが、駆けつけた恋人ビリーに助けられる。
だがビリーは犯人として疑われ、逮捕されてしまった。
しかし、またもシドニーに不気味な電話がかかってきたのだ……。



シリーズ化されている有名タイトルですが、他の映画でパロディに使われていたりして、
ちょこちょこ引き合いに出されるので、気になっていました。
B級ホラーかなと思っていたら、意外とサスペンス風味で面白かったです。
コメディーパートもクスクスと笑っちゃうような感じでした。

さて、突如発生した、連続猟奇殺人。
有名な、ムンクの叫びのようなマスクを被った怪人が、ナイフで人々を切り裂いてゆきます。
初っ端に殺された女子高生をドリュー・バリモアが演じていてびっくり。
本作に登場するキャストで、ビックネームなのは彼女ぐらいでしょうか。
とはいえ、数分後には哀れな姿で退場。

謎が謎を呼んでいくような展開で、犯人もちょっと意外でした。
とはいえ、犯人の動機が、チャチくて、どうでもいいような内容。
そんな理由で殺されるのは、たまらんばい。

コメディーパートでは、主人公の友人で、映画オタクの男子が面白かったです。
ホラー映画における、おなじみの展開、言ってはいけないセリフ等、
彼の豆知識を披露するのですが、本編の内容ととリンクするようなシーンがあって、
面白かったです。

全体的にお馬鹿ホラーの雰囲気がありますが、なかなかの出来。
続編も似たよう雰囲気でした。

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【ライラの冒険 黄金の羅針盤】★★43点
ライラの冒険 黄金の羅針盤ライラの冒険 黄金の羅針盤
【製作】 2007年、アメリカ
【監督】 クリス・ワイツ
【出演】 ニコール・キッドマン、ダコタ・ブルー・リチャーズ
(ファンタジー)
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(あらすじ)
我々の暮らす世界とは似て非なる平行世界のイギリス・オックスフォード。
ジョーダン学寮で育てられた孤児のライラは、ダイモンのパンタライモンや親友ロジャーらと共に、
騒がしい日々を送っていた。
しかし街では次々と子どもが連れ去られる事件が発生し、親友ロジャーも姿を消してしまう。
そしてライラ自身もコールター夫人に連れられジョーダン学寮から旅立つことに。
旅立ちの日、彼女は学寮長から黄金色の真理計を手渡され……。


ライライライライライラー♪
すみません、ネタが古すぎました。(汗)

さて、劇場公開前にすでに試写会で視聴してきたんですが、どう紹介しようか悩んでました。
ぶっちゃけていうと、話がよくわかんなかったんです。
そして、長すぎた。眠かった。長すぎた。眠かった・・(∞ループ)

っす、すんません。ヒイィ。
寝落ちせずに、最後まで見ましたけど、事前に原作読んでくるべきだっか?
と思うほど、世界観や用語の把握でいっぱいいっぱいでした。
気付いたら、ライラちゃんはセカンドステージ(次回作)へと旅たとうとしているし!
おいてかないで、ライラー!

とりあえず、パラレル世界のお話で、人の魂はダイモンという動物の形をとって、
その人間のそばにいつもいるというのは、理解しました。

映画紹介で、よく制作費(255億)のことが持ち出されてるんですが、
そりゃあんだけクマをCGで動かしてたら、人件費諸々かかるわなあ。
着ぐるみでも良かったよ・・・?

ニコール・キッドは悪役として登場してましたが、彼女の目的もよくわからない・・・
悪役度では、彼女のダイモン(猿)が悪人顔でいやーな感じでした。
ダイモンって、人の内面を反映するんでしょうかね。

ライラの叔父さん役のサム・エリオットも、何をしたいのかなと思っていたら、
いつのまにか画面から消えていていました。ショボーン。

この作品は3部作らしいので、見るのは完結してからのほうが良さそうだと思いました。
エンディングで流れる曲は、良かったです。ライラー♪

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黄金の羅針盤〈上〉?ライラの冒険黄金の羅針盤〈上〉?ライラの冒険
(2003/10)
フィリップ プルマン
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黄金の羅針盤〈下〉?ライラの冒険黄金の羅針盤〈下〉?ライラの冒険
(2003/10)
フィリップ プルマン
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【タイタンズを忘れない】★★★★83点
タイタンズを忘れない 特別版タイタンズを忘れない 特別版
(2005/12/21)
【製作】 2000年、アメリカ
【監督】 ボアズ・イエーキン
【出演】 デンゼル・ワシントン、ウィル・パットン 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
11971年、バージニア州。とある町で白人の高校と黒人の高校が統合されることになる。
その結果、両校にそれぞれあったフットボール・チームも1つに統合されることとなった。
人種差別が根強い地元住民が反発するなか、アメリカ初の人種混成チームが誕生、
さまざまな苦難を乗り越え、チームはひとつにまとまっていく……。


スポーツが繋ぐ、人の絆に感無量。

実話がもとになっている作品らしく、実際1970年初頭はまだ人種差別の風潮が強く、
暴動が度々起こることもあったそうです。
そんなところへ、学校の統合により、白人と黒人の学生たちが一緒に生活するというのは、
学生や周囲の大人にとっては、結構な衝撃だったと想像できます。
当然、最初はケンカが起こり、心無い言葉が飛び交います。

ガタイの良いアメフト部員達ともなれば、ただのケンカでは済まされない。
そんな一触即発の緊張状態が続きます。
デンゼル・ワシントンとウィル・パットンの、二人のコーチの間でも、微妙なわだかまりが見て感じ取れます。

だけど、勝利のためにはチームプレイが必需。
合宿を共にし、また転校生のロニー・’サンシャイン’・バスの影響で、チーム内が少しずつ変わってゆきます。
サンシャインは、親の影響もあってか、人種の違いには全くとらわれない、フランクな人物。
アメフト選手としての実力もなかなかで、チームに与えた影響は大きい。
そして、彼らの意識が確実に変わったのは、試合でのある一幕。
敵の白人選手の差別的な態度に、チーム一員がブチ切れます。

そして選手同士は、だんだんと打ち解けあいますが、周辺の人間にはまだわだかまりがあり、
あいさつ程度の事でも、その溝の深さが伝わってきます。
そんな周りの人間の意識を変えるためには!?

人種問題を根底に抱えつつ、アメフトチームの試合の行方も気になるところです。
白熱していく試合模様にも、思わず手に汗握っちゃいます。
9歳ながらにして、アメフトおたくで熱血漢な、コーチの娘シェリーのシャウトも必見です。(笑)
かわいいの、なんのって。

映画にあふれる人間愛が、たまらなく嬉しくなる作品です。

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【インファナル・アフェアⅡ無間序曲】★★★☆70点
インファナル・アフェアII 無間序曲インファナル・アフェアII 無間序曲
(2006/07/19)
【製作】 2003年、香港
【監督】 アンドリュー・ラウ, アラン・マック
【出演】 エディソン・チャン、ショーン・ユー 他
(香港・ドラマ)
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(あらすじ)
1991年、香港マフィアのボス、クワンが暗殺された。
離反を目論む手下たちは、跡を継いだハウに抑えられるが、
ひとり時期を待っていたサムは、ラウを警察へ潜入させる。
一方警察学校では、ウォン警部が、クワンの私生児と判明して退学になったヤンを、
ハウの組織へ潜入させた。
4年が過ぎ、組織の拡大とクワン殺害の復讐に燃えるハウは、不穏な手下を一掃し、
サムも、出張先のタイで襲われ消息を絶つ。
そして、香港返還の年がやってきた…。


お尻の青い子は立ち入り禁止!大人の色香ムンムン~!!
本作は、インファナル・アフェアより前の時代に焦点をあてた作品です。
前作の「インファナル・アフェア」で登場した人物も多数いますので、
一とおり見ておいたほうがよりわかりやすいかも。

ヤンとラウは年齢によって演じる役者さんが違うんですが、若き日のヤンをショーン・ユー、
ラウをエディソン・チャンが演じています。
ちなみに、中年になったヤンはトニー・レオン、ラウはアンディー・ラウが演じているんですが、
青年と中年とでは、顔の系統が異なるのはもちろん、身長差がえらいあったり、
同一人物やねんと言うには、かなり無理がある感じです。
その違和感に目を瞑れば、他は素晴らしい出来です。

本作も、男の哀愁が漂うストーリーですが、女もだまっちゃあいません。
サムの妻マリーの、一途で潔い生き様は、かっこよすぎます。
大人の女の魅力と強かさを、体現したような役。
並の男では彼女は扱いきれないです。
そんなマリーの夫サムは、小太りの外見から受ける、さえない印象とは異なり、本性はそら恐ろしい。
この時はまだ、ボスの有能な手下として働いていますが、虎視眈々とボスの座を見据え、爪を研いでます。

今回のマフィアのボス・ハウも、冷徹で理性的、徹底したやり口は生まれながらのマフィアのよう。
ただ、サムもそうですが、自分の家族をとても愛していて、家族に対する表情はとても優しい。
このギャップを見るから、とらえどころのない、底なしのような恐ろしさを感じるのかも。

警察側も中堅どころの刑事たちが、いい味出してます。
職務にまっとうする姿って、やっぱシビれますわ!
ウォン刑事と、その同僚ルク刑事のコンビに注目です。

結果、周りの大人たちの生き様のほうが壮絶で、メイン二人を完全に食っちゃってます。(笑)
背負うもんが違うというか、経験量が違うというか、度量の違いを見せ付けられちゃった感じです。
若い二人も健闘していましたが、あれを見せられたら、もうおいおい・・・というぐらい存在感が大きかった。
香港の役者さんの凄さを体感しました。

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【セックスと嘘とビデオテープ】★★★☆75点
セックスと嘘とビデオテープセックスと嘘とビデオテープ
(2008/03/05)
【製作】 1989年、アメリカ
【監督】 スティーブン・ソダーバーグ
【出演】 ジェームズ・スペイダー、アンディ・マクダウェル 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
夫ジョンは弁護士、妻アンは貞淑な主婦。
理想的な夫婦の日常は、夫の友人・グレアムの出現によって波風が立ってゆく。
ジョンの浮気に何となく気づいていたアンは、グレアムの向けるビデオカメラに心情を吐露する。
崩れ落ちてゆく夫婦。そしてまた、グレアムも心に大きな傷を抱えていた──。
セックスと嘘が絡み合う日常、ビデオカメラだけが真実を静かに収めてゆく……。


近年は、「オーシャンズ」シリーズ、「エリン・ブロコビッチ」を撮っているソダーバーグ監督のデビュー作品。

タイトルの妖しさから、レンタル店で目にする度に気になっていた作品。
何気にカンヌ映画祭でグランプリ受賞してたりするから、更に妖しさ倍増。
しかし、いざ視聴してみると...意外に良いかも...?
その後もずるずると見返して、私のスルメ作品になっちゃってます。

主人公のアンは、控えめで大人しい女性。
弁護士の夫ジョンを持ち、幸福な生活を送っていると信じている。
けれど、潔癖で神経質な性格で、情緒不安定気味。
元々セックスに対して淡泊だったけれど、最近は夫に触れられることすら嫌悪感を感じてしまう。

本編で彼女は、「街一番の美人で男たちの憧れ」と称されていますが、
その性格のせいか、どこか人を遠ざけているような印象。
彼女の妹シンシアもそんな姉を、どこか見下げています。

対して、夫のジョンは、初登場時から蝶ネクタイで、饒舌で、自信にあふれてて、顔が濃ゆい。
「男は結婚してからがモテるんだぜ。」は迷言。(笑)
陽気で奔放なシンシアと不倫をエンジョイしています。

そんな三角関係のところに現れたのが、グレアム。
ジョンいわく葬儀屋みたいな格好(黒シャツ+ジーンズ)で登場。
さわやかな風貌だけど、どこか不思議ちゃん。
アンとの会話で、自分はEDだとさらりと告白。
おまけに、変態的な性癖まで包み隠さず暴露。
なんと彼は各地で知り合った女性たちに、性にまつわる体験談をインタビューし、
それをビデオカメラで撮影していたのだった。

それを聞いたアンはパニック状態。
速攻帰宅し、嫌悪感いっぱいにその話ををシンシアに話すのですが、
それが逆にシンシアの興味を引いてしまい、彼女はグレアム宅に訪ねます。
グレアムという外因子によって、彼ら4人の関係は急速に変化してゆきます。

後半の、アンがブチ切れてからの急展開は、話がずんずんと加速していって楽しい。
それまでは、淡々とした流れなので、人によっては眠いかもしれません。
ラスト付近のシーンは、特に印象的。
効果音とシーンが妖しさいっぱいです。たまらんなあー

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【鬼畜】★★★★84点
鬼畜鬼畜
(2008/01/30)
【製作】 1978年、日本
【監督】 野村芳太郎
【出演】 岩下志麻、緒形拳 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
印刷屋を営む竹下宗吉と妻のお梅。
ある日、宗吉の愛人が3人の隠し子を宗吉に押し付けて失踪した。
妻のお梅は子どもたちに辛く当たり、やがて、末っ子の赤ん坊が不慮の事故で死んでしまう。
お梅が故意に仕組んだと察した宗吉は残る2人も何とかしなければと追い詰められて行き……。



父のセレクション作品、最後の1本。
鬼畜とは、一見やさしそうな人間の顔をかぶっているのかもしれない・・・
親と子の絆について、深く考えさせられる作品です。

気が大人しく、やさしそうに見える宗吉ですが、自分の子どもを守ってやることも出来ず、
妻を説得することも出来ず、やがて子どもたちをどこかにやろうとします。
子どもたちの存在をなかったことにすることが、最善の方法だと考えてしまう。

物心つくかつかない年頃の子どもたちは、ただ親の温かい愛情と庇護を望んでいるだけなのに、
唯一の頼りである親が「親」であることを放棄してしまう。
長女は行方不明に、そして長男もあわや殺されそうになります。
一番年上の長男は、親の心を感じ取っているのか、危険を察知して回避しようと
精一杯頑張りますが・・・

ラストシーンでの長男の言葉が重い。
いろんな風に解釈できますが、私が感じ取ったのは「親との決別」。
じっと見つめるその目がさまざまな想いを訴えかけているようです。

印刷屋を営むこの夫婦も最初から鬼畜ではなかったんでしょうが、
しだいに心が不安定になってゆき、凶行に走らせてしまったことに、
憤りと無念を感じてならない。
そして一番恐ろしく感じたのは、こういう現象は、この夫婦だけに起こりえた特別な事では
ないかもしれないということ。
もしかしたら、ちょっとしたきっかけで、人の心は鬼畜道に傾いてしまうのかもしれない・・・
そんな、ぼんやりとした大きな不安が隣にあるような感覚がしました。
何度も流れる子守唄のようなBGMも、話が進むにつれ、心を不安にさせていきます。

自分が親の立場になったなら・・・と考えたとき、ふとこの「鬼畜」が頭をよぎります。
けして、こんな親にはなるまい、と強く心に願わずにはいられない。
本作も、誰もが一度は見ておいて欲しい、素晴らしい作品です。

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鬼畜―松本清張短編全集〈7〉 (カッパ・ノベルス)鬼畜―松本清張短編全集〈7〉 (カッパ・ノベルス)
(2003/01/21)
松本 清張
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【切腹】★★★★☆95点
切腹切腹
(2003/11/22)
【製作】 1962年、日本
【監督】 小林正樹
【出演】 仲代達矢、岩下志麻 他
(時代劇)
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(あらすじ)
寛永七年、戦国の世に終止符を打った徳川幕府は諸藩の改易を進めた結果、
江戸には大量の浪人が溢れていた。
ある日、食い詰めた浪人が井伊家の庭先を拝借して切腹をしたいと申し出た。
最近流行りの”たかり”の類と考えた家老は、つい先日も若い浪人が”たかり”に来たが、
見せしめの為に、「希望どおり」に切腹させた事を告げる。
しかし男は”たかり”ではなく、あくまでも切腹を希望すると言い張り、そして身の上話を語り始めたのだが・・・


武士とはなんぞや!?
極限まで突き詰めた武士の生き様に、心が震動します。

冒頭から、すでに物語は深刻に極まっています。
仲代達也演じる浪人の凛とした佇まい、そして静かながらも不動の意志を感じさせる言葉。
物語が進み、事の全貌がだんだんと分かってくるときの、あのぞくぞく感はすごい。

これも、ストーリーを言ってしまうと興ざめなので、省略!またかい!
本作は、現代の社会にも通じるものがあります。
武士としての矜持と、社会制度との間に挟まれ、追い詰められていった人々の顛末はなんともむごい。
現代と異なる点を言えば、武士は責任の代償を命で量るということ。
それゆえに、空気は重々しく、張り詰めているのかもしれません。

本作で見られる殺陣もみどころ。
実際の真剣を使っての殺陣もあります。
撮影側の意気込みも尋常じゃないですな。
そんな役者とスタッフの意気込みを詰め込んだ本作は、本当に見て欲しい作品。
シビれます。

役者達も、仲代達也を筆頭に、岩下志麻、三國連太郎、丹波哲郎など、大御所の役者ばかりで、
そして皆が若いので、今とは違った印象を受けることと思います。
役者とはなんぞや!?
そんな役者魂を見せてもらった作品でもあります。

黒沢映画の時代劇とは異なる、重々しい雰囲気をもつ小林監督の本作ですが、
こういう時代劇も、今見ると新鮮で刺激的に見えるのでは思います。

さて、蛇足。
本作は、私の父に勧められて一緒に見たのがきっかけです。
「十二人の怒れる男」も同様に父のオススメ作品。
さすが年の功といわんばかりのセレクト加減。

そんな父に、ロメロの「ゾンビ」を勧めてみたら、相当キレられてしまいました・・・ウソーン

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【雨あがる】★★★★88点
雨あがる雨あがる
(2006/10/20)
【製作】 1999年、日本
【監督】 小泉堯史
【出演】 寺尾聰、宮崎美子 他
(時代劇)
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(あらすじ)
享保の時代。浪人の三沢伊兵衛とその妻は、長雨のため安宿に居を構えた。
ある日、若侍の諍いを難なく仲裁した三沢は、通りかかった藩主・永井和泉守に見そめられ城に招かれる。
三沢が剣豪であることを知った和泉守は、彼を藩の剣術指南番に迎えようとするが・・・。



雨の日が続くと、この作品を思い出します。
穏やかで和やかな作風で、見終わると心静かに微笑ましくなる、そんな良い作品。

寺尾聰演じる、三沢伊兵衛は、普段穏やかでおとなしい人物ですが、
剣を握ると、鮮やかな立ち居振る舞いで、瞬く間に制する凄腕。
長雨で足止めをくらい、鬱々としている宿の人々のために、駆け試合をして儲けた金で
酒や食べ物を彼らに差し入れます。
「駆け試合」は禁じられていたため、妻のたよは「止めて下さいね」と苦言を漏らしますが、
皆の喜ぶ姿を見て共に微笑えみ、夫婦の仲睦まじさが伝わってきます。

そして伊兵衛は、若侍達のいざこざを制したことから、藩主からも指南役として仕官しないかと
持ちかけられますが、その穏やかすぎる性格故か、相手を気遣いすぎ、
腕ためしの御前試合で、失態をおかしてしまいます。

ションボリしながら妻のもとへ帰ってくる伊兵衛の姿は、見ていて可愛いです。(笑)
ようやく仕官して、妻を喜ばせられると思っていただけに、その落胆ぶりも大きいよう。

そして数日後、家老たちは伊兵衛の仕官話を断りにやってきます。
その理由は、「禁じられていた駆け試合をしたため」というもの。
話を聞いて、落胆しつつも厳かに受け取る伊兵衛。
その姿を見ていた妻のたよは、家老たちの前に出て一括!
ここでの、たよの啖呵っぷりは見事です。必見!

本作のみどころは、伊兵衛の静かな剣さばき、そしてたよの啖呵っぷりも素晴らしいところですが、
ちょっとしたシーンから伝わってくる夫婦愛や人間愛が、とても心地よいです。

脇の役者も引き立てています。
個人的には、三船史郎演じる豪快な性格の藩主が面白かったです。
豪快で無茶ぶりが多いけど、憎めないんだよなーという役どころが良かったです。

主題の「雨あがる」の通り、気持ちがすかっと晴れる作品です。

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雨あがる 特別版雨あがる 特別版
(2000/09/06)
宮崎美子、寺尾聰 他商品詳細を見る


【情婦】★★★★82点
情婦 [スタジオ・クラシック・シリーズ]情婦 [スタジオ・クラシック・シリーズ]
(2006/12/16)
【製作】 1957年、アメリカ
【監督】 ビリー・ワイルダー
【出演】 タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ 他
(サスペンス)
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(あらすじ)
金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナードは、老齢ながらロンドンきっての
敏腕弁護士ロバーツに弁護を依頼。
だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネから、
思いもかけない証言が発せられた……。


タイトルがアダルトちっくですが、内容はまじめな法的劇サスペンスです。
アガサ・クリスティの短編小説がベースになっています。

ストーリーのことにあまり触れると、鑑賞の醍醐味が台無しになってしまうので省略!ええー!?
役者の演技合戦をとくとご覧あれ!
ちょい役、ちょいシーンでも気を抜くことなかれ。
アー!
で、アアーッ!?な展開にアハー!?!になるはず!
本作も脚本のすばらしい作品です。

古き良きモノクロ作品の中にも、今見ても通じる、色あせない素晴らしさがあると実感しました。
そういう作品に巡りあえるのって、うれしいもんです。

さて、妻役を演じている、マレーネ・ディートリッヒは、まさにハンサムな女優でした。
昔読んだ少女漫画で、「ハンサムな女優ってのはマレーネ・ディートリッヒだぜ!」
みないなシーンがありまして(笑)、当時意味がよくわからなかったんですが・・・
マレーネの映画を見て、なるほどと納得!
そんな意外と奥深いセリフが出てくる少女漫画は、吉住渉の「ハンサムな彼女 」です。
ちなみに、マリリン・モンローはチーズケーキな女優と例えられていたんですが・・・これは??
気になった方はどうぞこちらも読んでください。(笑)

えっと・・・これでレビュー終わっちゃう・・・のか、短!

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【ヘルレイザー】★★☆50点
ヘル・レイザーヘル・レイザー
(2001/12/19)

【製作】 1987年、イギリス
【監督】 クライブ・バーカー
【出演】 クリストファー・ヤング、アシュレイ・ロビンス 他
(ホラー)
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(あらすじ)
極限の快楽を得られるという奇妙なパズル・ボックスを手に入れた男が失踪。
その家に親戚一家が移り住んできた時、屋根裏では死んだと思われていたその男が
肉塊から復元を始めていた。
以前、男と通じていた継母は復元のために人を連れ込み殺すが、
その事に気付いた一人娘は、偶然パズル・ボックスを手にする。


地獄よいとこ、一度はおいで~♪

ストーリーは、あるパズルを解くと、地獄への門が開いて、地獄の修道士達に
あーんなことやこーんなことをされちゃうというもの。
冒頭から、気合の入ったスプラッタがきて、びっくり。
その後の展開は、ちょいテンポが悪いですが、まあそこは置いておいて。

本作の秀逸すべきところは、地獄の修道士(セノバイト)達の、シュールなデザイン。
基本は、スキンヘッドにレザースーツ。
あとは、頭にピンを刺してみたり、喉をぱっくり開けてみたり、各々の好みで肉体カスタマイズ。
それぞれに名前があるようで、「ピンヘッド」、「フィメール」、「チャタラー」、「バターボール」だそうな。
80年代の作品ですが、今見ても斬新に思えるデザインセンス。
脳裏にひっついて、なかなか離れません。
子どもの頃に見ていたら、即効マイ・トラウマ・リストに入ってただろうなあ・・・

ただ、修道士達の出番が、少なくてションボリ。
中盤からは、継母が愛人の復元ために、せっせと男を連れ込んで生贄にしています。
継母で悪女なジュリアの、ファッションセンスはいかがなものかと思いますが、
ゴキブリホイホイのごとく男が引っかかるわ、引っかかるわ・・・

やっと修道士が出てきた!と思ったら、いまいち弱くて、ええー!?
もっと凄いことやらかしてくれると期待してたんですが、時間の尺がきてしまったようでした。残念。

2も続けて見たんですが、修道士の意外な素顔が見れて、びっくり。
ピンヘッドのすっぴんは正直見たくなかったかも・・・ションボリーナ。
そして手抜きすぎるシナリオに・・・ゲンナリン。
3以降、見るかどうかは・・・たぶんないでしょう。

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【十二人の怒れる男】★★★★☆95点
十二人の怒れる男十二人の怒れる男
(2006/11/24)
【製作】 1957年、アメリカ」
【監督】 シドニー・ルメット
【出演】 ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ 他
(ドラマ)
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(あらすじ)
17歳の少年による殺人事件の裁判で、12人の陪審員中11人は有罪に投票するが、
ひとりだけ証拠に疑問を持ち無罪を主張。
白熱する議論と説得の中、ひとり、またひとりと無罪の方へ心が傾いていく…。



まともな作品をレビューしようと今、この瞬間、思い立ちました!
本作は、目からウロコものの一本です。

パッケージはカラーですが、本編はモノクロ映画です。
ある一室でのディスカッションがメインなので、一見地味そうに思える映画ですが、
見だすと、だんだんと画面に食い入ること必死です。

陪審員制度のあるアメリカでは、判決は陪審員、全員一致で出さなければいけません。
当初、有罪票が多かった中、一人の陪審員が無罪票を投じたことから、ディスカッションが始まります。
それぞれに異なる人種、生活を持つ、陪審員達。
彼らの発言には、そういったバックボーンが見え隠れしています。

とりあえず判決をだしたい人。
多数の意見に、倣おうとする人。
主観で物事を判断する人。
論理的に物事を解析しようとする人。

異なるが故に起こる衝突。
その中から、真理を探り出そうとするのは至難な印象がしましたが、
話し合うことにより、人の感情や意識は変わっていくものです。
そして、暴かれていく人々の本性。
他人の判決を論じる場で、まさか自分自身がさらけ出されるとは当人も思っていなかったでしょう。
これこそが、本作の見どころとも言えます。

わずかな時間ですが、登場人物がどういう生い立ちで、どういう風に生きてきたのかという
それぞれの物語が見え始めた時、この物語は大きな広がりを持ちます。

良い脚本と素晴らしい俳優達の演技に、どうぞ酔ってみてください。
この映画を見終わった時、雨上がりの青空を見た時のような、爽快な気分になれるでしょう。

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【死霊のはらわた】★★★☆70点
20周年アニバーサリー 死霊のはらわた20周年アニバーサリー 死霊のはらわた
(2006/05/05)
【製作】 1983年、アメリカ
【監督】 サム・ライミ
【出演】 ブルース・キャンベル、エレン・サンドワイズ 他
(ホラー)
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(あらすじ)
休暇を郊外で過ごそうと別荘を訪れた数人の男女。
そこで見つけた“死者の書”という奇妙な本とテープレコーダーに録音されていた呪文を
紐解いたために邪悪な死霊が復活。
次々と若者たちが血祭に上げられていく。


死霊の・・・という言葉のあとにははらわたしたたりえじき、はたまた盆踊り
なんて単語が良く似合いますね。

そんな単語がつくだけで、内容はもう自ずと知れたもんですが、
「死霊のはらわた」は、死霊たちによる血祭り騒ぎな内容でございます。
タイトルが示すように、はらわたがぶちまけられるゴア作品かと、勝手に妄想して、ぶるってたんですが・・・

死者の書を紐解いたがために、恐ろしい死霊を招いてしまった若者たち。
メンバー構成は、主人公、妹、主人公の恋人、友達、友達の恋人の5人編成。

第一被害者は、主人公の妹。若干霊能力があるせいか、死霊に取り込まれ、
気がつけば、人相が思いっきり変わってるー!ひいいぃ!
悪魔のような顔つきになって、襲いかかる妹を取り押さえ、地下室に押し込めます。
割れ鍋に綴じ蓋といわんばかりに、ギュウギュウに押し込めます。ちょっと哀れ。

しかし、妹にうっかり足を噛まれちゃった友達の恋人。
痛い痛いと唸っていたかと思えば、白目むいてるー!
そしてまた一人、また一人と死霊に取り付かれてしまう。

さっきまで愛を語り合っていた恋人も、今では見知らぬ死霊。
ケラケラ笑いながら脅威のジャンプ力で飛び掛ってきて、アンタ誰やねんー!
一瞬ためらう主人公ですが、次の瞬間には、斧で恋人をバラバラに・・・

漏れなく友人も死霊にとりつかれ、主人公によってボコボコに・・・
ここまで来ると容赦がないな、主人公。
気がつけば、主人公は血みどろ姿。殺り尽くした感じです。

元凶の源である「死者の書」も葬り、死霊たちも去ったかのように思えたが―!?
なところで映画終了です。
続編もあるので、死霊たちがまたどこかで盆踊りしているのかもしれませんね。(笑)

はらわたの意味はついぞよくわかりませんでした。
はらわたがいつ出るのかしら?いつかしら?とちょっぴり期待していたんですが・・・うーん?
なんとなく、これかしら?というシーンはあるんですが、当てこすりみたいで怪しい。
当時の配給会社の担当さんが、なんとなくノリでつけたんでしょうね。

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【彼女を信じないでください】★★★☆77点
彼女を信じないでください (通常版)彼女を信じないでください (通常版)
(2005/12/23)
【製作】 2004年、韓国
【監督】 ペ・ヒョンジュン
【出演】 キム・ハヌル、カン・ドンウォン 他
(ラブコメディ)
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(あらすじ)
仮釈放された天才的な詐欺師・ヨンジュは、列車の中で薬剤師・ヒチョルを痴漢と勘違いし、ひと悶着。
その後ヒチョルが恋人にプロポーズするために買った指輪を盗まれるのを見て、
ヨンジュはそれを取り戻す。
指輪を届けにヒチョルの家に行ったヨンジュは彼の恋人として振舞うはめになり……。



桜も咲き誇り、とても気持ちの良い季節ですね。
温かい日には笑って楽しく、心がほっこりするような作品が似合いますね。
本作も、そんな作品の一つです。

指輪を返しに行くも、ヒチョルの恋人と勘違いされてしまったヨンジュ。
おまけに妊娠していると誤解され、ヒチョルの家族はなおさら帰すまいとヨンジュを留める。

そこへ、ひょろりと帰ってきた何も知らないヒチョル。
本来の恋人に渡すはずの指輪が見つからず、プロポーズが失敗に終わってしまい、
げんなりしているところへ、ヨンジュとの遭遇。
指輪のことを問いただすが、駆けつけた家族に見つかり、問答無用で捕縛!(笑)

家族&親戚達に囲まれて、「お前はなんて奴だ!!」「ひとでなし!!」と罵られるヒチョル。
古風な家族には、ヒチョルは二股をかけ、ヨンジュを妊娠させて捨てたひどい男、と思われてしまったのだ。
ヒチョルは弁解するも、ヨンジュの巧みな演技によって、ウソが誠に変わってしまい、
家族一同からひっぱ叩かれる有り様に。
ここでの、ヨンジュの勧進帳の芝居も見物です。
そこそこイケメンのヒチョル君ですが、殴られるは罵られるはで、めっきり冴えません。

家族から温かく迎えられ、なじんでいくヨンジュでしたが、彼女には時間がない。
本来なら、姉の結婚式に向っているはずが、騒動に巻き込まれて足止め中。
早くここを出て行かなければと思っていたらば、招かざる客人の登場で、状況が悪化。

おまけに、近隣の村々が開催しているトウガラシ品評会の一大イベント
「ミスター・トウガラシ」にヒチョルを参加させて、優勝賞金を狙う事になる!
いわゆる美男子コンテスト?っぽいものですが、年に一度のイベントだけに、村々の情熱はすさまじい!

ヨンジュによる、スパルタ式改造計画発動!ヒチョルをイケメンにすべく教育してゆきます。
ここでも冴えないヒチョル君ですが、ブーブー言いながらも、頑張る姿はけなげ。
そんな姿にヨンジュの心も和んで、二人の雰囲気も柔らかい感じに・・・。
休憩時間のたわいない会話が可愛いです。
つーか、中学生の男子女子の会話っぽくて、見てるこっちがこっぱずかしくて、
うっかり赤い実はじけちゃうぞ!

そして「ミスター・トウガラシ」本番。
ヨンジュの内助の功と、ヒチョルの涙の健闘はいかに!?
見ている自分も一緒にイベントに参加している感じになって、興奮しちゃいます。

温かい家族愛と人間愛に溢れる作品です。
結末は、その目でご覧ください~

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彼女を信じないでください デラックス版 (限定生産)彼女を信じないでください デラックス版 (限定生産)
(2005/12/23)
キム・ハヌル; カン・ドンウォン; ソン・ジェホ; キム・ジヨン; イ・ヨンウン
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【エイリアンVSプレデター】★★★☆76点
エイリアンVS.プレデター (ベストヒット・セレクション)エイリアンVS.プレデター (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/16)
【製作】 2004年、アメリカ
【監督】 ポール・W・S・アンダーソン
【出演】 サナ・レイサン
(ホラー・アクション)
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(あらすじ)
人工衛星がある日、南極大陸で異常な熱の放射を観測した。
解析した結果、南極大陸の氷の下600メートルに巨大な建造物が眠っていることが分かった。
実業家ウェイランドは、世界中から考古学者や科学者らを集め、
女性冒険家レックスにガイドを頼み、謎の熱源へと向かう。
そして彼等が発見したものは、様々な古代文明の特徴が混在するピラミッドだった。
だが、そこはプレデターがエイリアンと戦い、戦士としての試練を受ける“儀式”の場所だったのだ。
エイリアンとプレデターによる想像を絶する殺戮の真っ只中、
果たしてレックスたち人類に助かる道はあるのか……。


エイリアンとプレデターの天下一武道会!
夢の決戦が遂に果たされた、第一作目!

どちらも、それぞれの作品では、殺ったり殺られたりしているわけですが、
ぶっちゃけどのくらい強いの?と、疑問に思っていた人は多いはず。
スカウター使えばすぐにわかるんでしょうけれど、お互いに戦わせたほうが楽しいに決まってますよね~

結果、プレデターがとても紳士的!
病人や女性は基本的に殺害ターゲットからは除外。
武器を持って襲い掛かったら、殺害認定されちゃうかもしれませんが、
その実、結構やさしい・・・?・・・キュゥン・・・
レックスに身振り手振りで、エイリアンとの戦い方を教えるシーンは、感動すら覚えました。
いやー、いい人ですよ、彼は。(笑)
(それ以前に、プレデターが警備員を皆殺しにしたのは置いておいて・・・)

と、プレデターの人格の話はここまでにして、肝心の強さですが、
槍と八方手裏剣(?)で巧みに闘ってます。
武器の種類は、プレデター1、2で登場したものです。
肩に乗せたバズーカも相変わらず強力。
人間相手だと、もうなんていうか無敵状態ですね。
よく勝ったもんだ、シュワちゃん・・・

エイリアンの方は、相変わらず本能で行動していて、意志の疎通はとれそうにありません。
こいつらとは、未来永劫、友達にはなれないでしょう。
シッポによる刺突攻撃が意外と強力だったのには、びっくり。
あと、血液が強力な酸なのもやっかいですねえ~。
たくみな組織力で襲ってきて、あなどれません。

さて、エイリアン相手に、人間とプレデターの異色タッグで挑みます。
お互いを補うようなアクションっぷりに、さらに感動!
ラストシーンなんて、ちょっと・・・おっと・・・目から汗が・・・(笑)

予想外に面白くて、びっくらしました。
異種格闘技戦、楽しいですなあ~~!!
あとやはり、どちらの作品も知っていると、さらに面白く感じられるでしょうね。

プレデターとエイリアン、両方に遭遇するような場面があれば、
迷うことなくプレデター側につく事をオススメします!

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(2008/05/02)
スティーブン・パスカル、レイコ・エイルスワース 他
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【エイリアン2】★★★★82点
エイリアン2 完全版 (ベストヒット・セレクション)エイリアン2 完全版 (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/16)
【製作】 1986年、アメリカ
【監督】 ジェームズ・キャメロン
【出演】 シガーニー・ウィーバー
(ホラー・パニック)
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(あらすじ)
ノストロモ号事件唯一の生存者、二等航海士リプリーが眠るシャトルは
57年の後にようやく発見されゲッタウェイ・ステーションに回収された。
エイリアンの存在と危険性を会社に訴えるリプリーを驚愕の事実が襲う。
今やアチェロンと名付けられたあの惑星LV426は数十家族が移り住み植民惑星となっていたのだ。
そしてアチェロンからの連絡が途絶え、リプリーの危惧は現実のものとなった。
宇宙海兵隊と共にアドバイザーとして宇宙船スラコ号に乗り込んだリプリーは
再び悪夢の星へと旅立つのだが……。



私が最初に見た、というか強烈なインパクトを残したエイリアンシリーズはこの「エイリアン2」です。
前作は、一匹のエイリアンによって、宇宙船内がえらいことになっちゃいましたが、
本作はハンパない数のエイリアンが押し寄せてきます。
1作目が当たっても、続編はちょっとなあという作品が少なくないんですが、
ジェームズ・キャメロンはやってくれました!
フライング・キラーを見た後だけに、感動さえ覚えます・・・

多量に出てくるエイリアン、そしてマザーエイリアンの登場。
蟻のような組織を持って行動するエイリアンの恐ろしさが、本領を発揮した感じですね。
エイリアンがレーダーに映らないってのも、恐怖をさらに煽って怖かった。
狭い通路の中を追っかけられる、あのカメラワークも、怖いさねー。
また、この映画のおかげで、牛乳が嫌いになってしまいました。
理由は察してください。(苦笑)

前作で戦った経験のせいか、かなり吹っ切れたリプリーは、エイリアンよりも怖いかもしれない。
少女を救い出すために、単身エイリアンの巣に突っ込んでいく姿は、まるで鬼神。
「戦う女」という印象がより濃くなったのも、本作の影響でしょうか。

エイリアンの、あのグロテスクで金属ちっくなボディデザインは、今見てもかっこよい!
マザーのでかさと、強烈なパワーもインパクト大。まさにオカンパワー!
子どもたちを殺された恨みは、相当なものだったと思われます。
エイリアン側から見ると、自分たちが住んでいた星に、勝手に人間が紛れ込んできて、
いわゆる侵入者になるんでしょうけど、、まあ共存はできないですな。

本作以降は、エイリアンの怖さがパワーダウンしたような印象があるんですが、
量産化ゆえの影響でしょうか。ともあれ、本作は名作でした!

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【インファナル・アフェア】★★★★☆90点
インファナル・アフェアインファナル・アフェア
(2006/07/19)
【製作】 2002年、香港
【監督】 アンドリュー・ラウ 、アラン・マック
【出演】 アンディ・ラウ、トニー・レオン 他
(香港・ドラマ)
商品詳細を見る
(あらすじ)
マフィアの組員の18歳のラウは、ボスのサムの指示で香港警察に入る。
一方、ラウと同じ警察学校に通っていたヤンは組織犯罪課のウォン警視に見込まれてマフィア世界へ潜入。
10年後、ラウは警察内で出世し、ヤンもサムに気に入られて麻薬取引をまかされるまでになっていた。
そんな中、マフィアも警察も内部情報者がいると知り、双方とも裏切り者を探す指示を
ラウとヤンに下すのだった……。



男達の手に汗握る凌ぎあいに、ムラムラ~~!
すみません、不純なコメントで。
いやはや、職務に順ずる男性の懸命な姿って、惚れ惚れいたします!

トニー・レオン演じるヤンは、長期に渡る潜入捜査に心身共に疲弊していた。
警察官としてまっとうな道を夢見ていた彼だが、マフィアのボスの信用を得るには、
汚い仕事もこなさなければならない。
二重生活の果て、その性格もどこか虚無的で投げやりな印象。
ヤンのやるせない悲しい眼差しは度々胸に迫る。

一方、アンディ・ラウ演じるラウは、着々と成果を上げ、警察署内でも一角の信用を得るまでになる。
恋人との結婚も近く、出世コースも約束された。順風満帆の生活。
しかし、彼はあくまでマフィアの手ごま。
ボスからの指示には、従わなければならない。

そして、ある取引きが警察によっておじゃんになってしまう。
互いに、裏切り者が組織内にいるとわかり、そのあぶり出しに躍起になる。
ヤウとラウは、互いに自分の正体がバレるのではないかとヒヤヒヤ。

誰を信じていいのか?疑うべき敵は誰なのか?
そういう緊迫した空気がだんだんと濃くなってゆきます。
そんな中起こってしまう、ある悲劇。
これによって、一気に話が展開してゆきます。

本作の良いところは、その手に汗握るストーリーもですが、演じてる俳優さんが
すばらしいってことですね。脇を固める俳優さんがすばらしい。
ヤンの上司を演じるアンソニー・ウォンや、ヤンの兄弟分チャップマン・トウ。
マフィアのボスを演じるエリック・ツァンも中々の曲者。
彼らの名演で余計に悲劇性が高まってる気がします。
画面の中にいる一人一人の思いが、重なり合ってこの作品が出来てるんだなと感じます。

ラストは、仏教的な意味を含んだ終わりかたでした。
納得できるかどうかは、分かれそうな気がします。
私は、このあいまいさが良いなと思いました。

ちなみに、3部作になっており、2は過去にさかのぼって、3は1の後日談。
3が、最終的な結果と言えます。
全て見ると、さらに登場人物への感慨も深くなることでしょう。
ちょっと跡付けしすぎて、1からの印象とだいぶ変わってしまう人物もいますが、
見て損はないかと。

そういえば、ハリウッドでもリメイクされましたね。「ディパーテッド」。
こっちはまだ見ていません。
アメリカ的な映画になってそうで、なんだか怖い~

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インファナル・アフェア 3部作スペシャルパック【初回生産限定】インファナル・アフェア 3部作スペシャルパック【初回生産限定】
(2007/01/17)
アンディ・ラウ、トニー・レオン 他

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