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【ゴッド・イン・ニューヨーク】★★★★87点
ゴッド・イン・ニューヨークゴッド・イン・ニューヨーク
(2008/03/28)
【製作】 2003年、アメリカ
【監督】 カメル・アメッド
【出演】 ジョン・フォード・ヌーナンボンズ・マローン
(ドラマ・コメディ)
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(あらすじ)
真夏の蒸し暑い夜、7人のニューヨーカーと1人のイギリス人が軽犯罪で御用となる。
厚いレンズのメガネをかけたジュイッシュ、怒りっぽいブラックとラティーノの青年二人組、
アラブ人のタクシードライバー、入れ墨師のアイリッシュ・アメリカン、
ブロンクス育ちのイタリアン、性的秘密を持つアジアン、ロンドンから来ていたホワイト、
合わせて8人の男が一つの留置場へ。
そこには神と名乗るホームレスがいた。
時間の流れと共に加速する偏見と批判の嵐。
世界の縮図と化したこの房で、神は調停役となれるのか。
そして、神の正体とは??


素晴らしきかな、密室劇!
コメディに分類されていたんですが、ブラックユーモアと言い切るには、とても真面目なお話ですし、
哲学的な部分も多々あります。
久々に良い映画をみたなあと思える作品でした。

さて、拘置所に集まった多種多様の人々。
人種が違えば、生まれた国も違っていたりする。
気性の荒い人間もちらほら・・・
ちょっとした軽口が、丁々発止のケンカに発展するから、拘置所内は常に不穏な空気が漂っています。
そして、偏見むき出しの、凶器のような言葉が飛び交います。

一番、吹いてしまったのは、どちらの祖先がピラミッドを作ったかで、黒人とユダヤ人が対抗するシーン。
口げんかの内容が祖先の話まで下っていく様は、呆れるのを通り越して笑ってしまいました。
しかし、拘置所では口げんかで留まっていますが、外の世界では命のやり取りになっているのだから、
シャレにならない。ただ、無常感と絶望感が沸き起こります。

神と名乗るホームレスの言葉は、そんな彼らにふんわりと疑問を投げかけ、自問させます。
神さまの言葉は、ぼんやりとした抽象的な言い方ではありますが、どこか無視のできない言葉でもあります。この辺りは、二回、三回と視聴を重ねていくごとに、理解が深くなってゆくのではと思います。
少々、この神さまの言い分が、一神教の解釈にも聞こえなくはなかったのですが、
アメリカ製だから仕方ないかーとか、さらにうがった見方をしておりました。(苦笑)

歴史への造詣が深い方なら、彼らの言い分の内訳がよりわかって楽しいのではと思います。
あと、神学や哲学も知ってるといいかもなーとか。
今から勉強とか、ちょっと私には無理だな・・・!

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